Kyoto.js 11を開催しました! #kyotojs

こんにちは!Kyoto.js主催の id:amagitakayosi です。 先日開催された Kyoto.js 11 のレポートをお送りします!

kyotojs.connpass.com

☟前回のレポートはこちら☟

http://blog.javascript.kyoto/entry/2016/05/16/163339

目次

タイムテーブル

今回は通常発表5人、LT5人という構成になりました! 「増える分にはウェルカム」という事で多めに設定したんですが、発表枠が先に埋まるとは思いませんでした 😹
京都近郊のエンジニアはアウトプットに積極的なんでしょうか……?

発表者の皆様、ありがとうございました!!

発表者 タイトル
12:30 開場 -
13:00 開会 & 乾杯 -
13:05 amagitakayosi はてな教科書 他1本
13:25 bouzuya WHATWG Streamsをためした
13:45 休憩 -
13:55 pastak お絵かき体験向上作戦
14:15 mikakane 勉強会駆動開発 Serverless と Line Notify
14:35 kamiyam Node.jsでKinectを触ろうとして色々しくじった話
14:55 休憩 -
15:00 LTタイム開始! -
15:00 _hiroqn cycleのrouterを考察
15:10 mohayonao Electronとnode-midiで仮想MIDIデバイスを作る
15:20 spring_raining 今こそCSS組版
15:30 susisu ジェネレータを有効活用し隊
15:40 uiureo 永遠(仮)
15:50 わいわい -

開会まで

10/22 は京都三大祭りの一つ、時代祭の日でもありました。 僕は時代祭を見たことがなく「遠方から来る参加者の方々が発表のついでに京都観光できたら良いな〜」と楽観的に構えていたのですが、時代祭の影響で会場ビルの表玄関が閉まり、しかも道路が一部交通止めになるなんて、、、! その影響か、開会ギリギリまで人が集まらずメッチャ不安になりましたが、開始2,3分でだんだん席が埋まってきて一安心 🙏

開会

今回は「開会即乾杯」というスタイルをとりました。 Kyoto.jsは、ガチガチの勉強会というよりも、リラックスして斧を投げあうイベントになると良いな〜と思っています。 毎度いい感じに質問や会話が行われているのですが、乾杯のおかげか、いつもより少し距離の近い感じになってよかったです。

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以下、今回の発表についてザッと紹介していきます。

通常トーク (20min)

amagitakayosi「はてな教科書 他1本」

speakerdeck.com Spectacleについて - Speaker Deck

1人目の発表は僕 id:amagitakayosi です。 今年のはてなインターンではJavaScript編の教科書をリニューアルしたのですが、そこで追加した内容や気をつけた点について話しました。 また、React製のスライド作成ツールである Spectacle について、使ってみてハマった所を紹介しています。

bouzuya「WHATWG Streamsをためした」

speakerdeck.com

2人目の発表は id:bouzuya さんです。 WHATWG Streamsの基本から特徴的な概念、落とし穴を紹介しつつ、TodoMVCで試してみた、という内容です。 「まず実装がnpmにない→つくった」というDIY精神あふれる発表でした。

pastak「お絵かき体験向上作戦」

pastak-diary.hatenadiary.com

3人目の発表は id:Pasta-K さんです。 こちらの発表は Kyoto.なんか での発表の続編ということでした。 Gyazoの画像編集機能で使われている canvas で遭遇した問題やその対処法を紹介しています。

mikakane「勉強会駆動開発 Serverless と Line Notify」

qiita.com

4人目の発表は id:mikakane さんです。 Serverless フレームワークを利用し、AWS Lambda から Line notify を送る手順を紹介しています。 発表前日にテーマが決まって一日で資料まで作ったということでした。スピード感がすごい……!

kamiyam「Node.jsでKinectを触ろうとして色々しくじった話」

www.slideshare.net

5人目の発表は kamiyam さんです。 ハロウィンの企画でKinectやポリッドスクリーンをつかってゲーム?を作る話です。 個人的には「Kinect→Processing→WebSocket→Node.js」という方法がグッと来ました。

LT (10min)

hiroqn「Cycle jsにおけるRouter考察」

LT1人目は id:hiroqn さんです。 Cycle.js でアプリケーションを作る際に Router をどう設計するか、という内容でした。 Observable の理解が前提のマッチョな展開……!

mohayonao「Electronとnode-midiで仮想MIDIデバイスを作る」

speakerdeck.com node-midiで仮想MIDIデバイスを作る - 音の鳴るブログ

LT2人目は id:mohayonao さんです。 node-midiで仮想MIDIデバイスを作り、PC上ではElectron、iPadではWebアプリとして操作するツールを開発した、という発表でした。 Electron + Reduxにおけるデータフローを示した図がわかりやすい!

spring_raining「今こそCSS組版」

speakerdeck.com

LT3人目は id:spring_raining さんです。 React Nativeの同人誌をCSS組版で作り、夏コミで頒布したという話です。 紹介した同人誌は会場で実際に頒布されていました。

pentapod.github.io

susisu「ジェネレータを有効活用し隊」

speakerdeck.com

LT4人目は id:susisu さんです。 ES2015 Generatorの基本から、利用方法を色々考えた結果、パーサコンビネータの実装に使ってみたという発表でした。 他の言語でのジェネレータの活用事例も気になりますね。

uiureo「永遠に動くWebアプリケーションが作りたい」

LT5人目は id:uiureo さんです。 現在のWebのモデルは信用できない、P2Pモデルであれば永遠に動くアプリケーションが作れるのではないか?ということで、P2Pで動作するWebサービスやゴシッププロトコルを紹介していました。

懇親会

発表終了後は1時間ほど懇親タイムを設けました。 開幕即乾杯した上、LTの途中でピザが到着して食べ始めていたので、最初からフルスロットルで会話が弾んでいたようです。 意外とお酒が無くならなくて助かった!

まとめ & 今後の課題

トークも人もたくさん集まってよかったです!!
今回の Kyoto.js は大成功なのではないか!?!

今後の課題としては

  • ちゃんと出欠確認する
  • 名札ほしい
  • 前回から間があいてしまった

という感じですかね。 KPTして次回につなげたいと思います。

その他にもご要望があれば、ぜひ Kyoto.js Slack やTwitter の #kyotojsハッシュタグ@amagitakayosi までお願いします!

発表者ならびに参加者の皆様、本当にありがとうございました!!!!!!
次回のKyoto.jsにも是非お越しください!!!!